AMD、次世代GPUに「DLSS 5型」ニューラルライティング導入か RDNA 5世代とのリーク

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AMDが、次世代GPU向けにニューラルネットワークを使って照明表現を生成する「Neural Lighting」技術を準備しているとの情報が出ている。ハードウェアリーカーのKepler_L2氏によれば、NVIDIAがDLSS 5で進めているニューラルレンダリングに近い仕組みで、演算負荷の高さからRDNA 5世代のGPUが主な対象になる可能性があるという。

ここでいうニューラルレンダリングは、従来のシェーダー処理の一部をAIモデルへ置き換え、光の反射や間接照明などを推定・生成する技術を指す。現在のDLSSやFSRは、低解像度画像のアップスケーリングやフレーム生成が中心だが、次の競争領域では「描画済みの映像を補う」だけでなく、映像を作る工程そのものへAIが入り始める。

AMDもその方向性をすでに公表している。同社は3月に次世代技術「FSR Diamond」を発表し、機械学習によるアップスケーリング、Multi Frame Generation、Ray Regenerationに加えて、次世代ニューラルレンダリングへの対応を明らかにした。今回の情報が正しければ、Neural Lightingはその構想をさらに具体化する技術の一つと考えられる。

AMDのGPUOpenでは8月以降、ニューラルネットワークを利用した間接照明に関する研究も公開されている。画面内の情報だけでなく、ジオメトリやマテリアル、光源情報などを入力として間接光を生成する手法や、前フレームの情報を利用して時間方向の安定性を高める研究が進められており、研究段階では実際のGPU描画への応用を意識した取り組みが続いている。

ただし、今回の「AMD版DLSS 5」に関する情報は公式発表ではない。Kepler_L2氏自身も、具体的な製品名や対応GPU、実装時期を明らかにしておらず、RDNA 5限定という点も推測を含む。現在公表されているFSR Diamondと、今回リークされたNeural Lightingが最終的にどのような関係になるのかも不明だ。

それでも、AMDとNVIDIAの競争軸が大きく変わりつつあることは確かだ。これまではラスタライズ性能やレイトレーシング性能、アップスケーリング品質が主な比較材料だったが、次世代GPUでは「どこまで描画処理をニューラルネットワークへ置き換えられるか」が製品の価値を左右する可能性がある。

RDNA 5世代で実際にNeural Lightingが導入されれば、AMDにとってはFSRを単なるアップスケーラーから、描画パイプラインそのものを補助する技術へ発展させる大きな転換点になる。次世代GPUの比較では、純粋なfpsだけでなく、AI処理能力と対応する描画技術まで見る必要が出てきそうだ。

出典:VideoCardz

管理人コメント

AMDもDLSS 5型のニューラル描画へ進むなら、次世代GPUは「何fps出る?」だけでは比較できなくなりそうです。まだリーク段階ですが、FSR DiamondやGPUOpenの研究を見ると方向性自体は不自然ではありません。GPUが絵を描く時代から、AIにもかなり筆を持たせる時代へ。画質と遅延の両立ができるかが勝負です。

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