AMDの次世代APUに採用されるとみられる「RDNA 4m」グラフィックス向けファームウェアがLinux向けに追加され、製品投入に向けたソフトウェア側の準備が進んでいる。
今回追加されたのはGFX 11.7系のRDNA 4m向けファームウェアで、LinuxディストリビューションがAMDGPUドライバーと組み合わせて利用できる「linux-firmware」リポジトリへ登録されたと報じられている。
RDNA 4mは名称こそRDNA 4に近いものの、通常のRDNA 4がGFX 12.0系であるのに対し、アーキテクチャIDはGFX 11.7系となる。これまでにもAMDのLLVMコンパイラへGFX1170が追加されたほか、GFX1171やGFX1172、Mesa 26.3での対応などが進んでおり、複数構成が開発されている可能性を示す動きが続いていた。
海外報道では、RDNA 4mはZen 6世代の次世代APU「Medusa Point」に採用されるグラフィックスとして関連付けられている。ただしAMDは現時点でRDNA 4mを搭載する市販APUの正式名称や具体的な製品構成を発表しておらず、今回のファームウェア追加だけで発売時期や製品仕様を確定することはできない。
それでも、GPUドライバーやMesa、ファームウェアといったLinux側の対応が順番に整ってきたことは、ハードウェア投入へ向けた準備が進んでいることを示す材料になる。
高性能APUはゲーミングノートだけでなく、携帯ゲーミングPCでも重要性が高まっている。RDNA 4mが実際にどの程度のGPU性能と電力効率を実現するのかによって、外部GPUを使わない小型ゲーミングPCの性能水準が一段上がる可能性もあり、正式な製品仕様が次の焦点となる。
出典:Wccftech
管理人コメント
AMDがまだ正式発表していない次世代APU向けとみられるRDNA 4mですが、Linux側の準備は着々と進んでいます。製品名より先にドライバーとファームウェアが道路工事中。こういう動きは発売時期を断定する材料にはなりませんが、「存在だけの噂」からは一歩前進です。携帯ゲーミングPCや薄型ノートで使われるなら、内蔵GPU性能がかなり気になる世代です。








