AMD、FSRマルチフレーム生成で最大8倍を実験中——ドライバーに設定値が潜伏

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AMDが次世代のフレーム生成技術に向けた準備を進めていることが、サードパーティツール「RadeonTuner」の解析により明らかになった。同ツールのソースコードに、AMDのRadeonドライバーが内部的に「MfgOverride」および「MfgRatio」というプロファイルプロパティを持つことが確認された。設定値はアプリケーション制御モードに加え、1X〜8Xまでの倍率オプションが存在するという。

RadeonTunerは、AMD Software: Adrenalin EditionをインストールせずともRadeonドライバーの設定にアクセスできる非公式ツールだ。今回確認された設定はデフォルトでは非表示であり、ユーザーが「実験的設定を表示」オプションを有効化した場合にのみ表示される仕組みになっている。また、この機能はRDNA 4以降のGPUに限定されているとされる。

ただし現時点では、この設定を有効化しても実際にマルチフレーム生成は機能しない。RX 9060 XTを使用したForza Horizon 6やDeath Stranding 2など複数のゲームでのテストでも、動作は確認されなかった。RadeonTunerの開発者であるDumbie氏は、AMDが実際の機能実装よりも数カ月前にドライバーへ設定値を追加するケースがあると説明しており、今回もその段階にあるとみられる。

今回の発見に先立ち、AMDは4月にADLX 1.5のドキュメントでFidelityFX Frame Generation Upgradeインターフェースの存在を示唆していた。さらにAMDは次世代FSR技術「FSR Diamond」において機械学習ベースのマルチフレーム生成を予告しているが、最大倍率や今回のドライバー設定値との関連については公式に明らかにしていない。8X倍率が実現した場合、1枚のレンダリングフレームに対して最大7枚の生成フレームが加わる計算となり、NVIDIAの最大6X倍率を上回ることになる。なお、AMD公式はFSRにおけるマルチフレーム生成の正式サポートをまだ発表していない。

出典:Chiphell Forums

管理人コメント

8Xマルチフレーム生成が実現すれば、実質「1枚描いて7枚もらう」という錬金術的な技術になる。ただし現時点では設定値があるだけで機能しないので、まだ「夢のフレーム」状態。ゲームの滑らかさを追い求めるゲーマーにとっては、正式発表を今か今かと待ち続ける日々が続きそうだ。

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