AMDのFSR Frame Generationについて、最新世代のFSR 4を使用してもフレーム表示間隔が不均一になる「フレームペーシング」の問題が残っていることが、Hardware Unboxedの検証で確認された。フレームレート表示が120fps前後まで増えていても、均等な120fps出力と同じ滑らかさにならないケースがあるという。
フレーム生成では、GPUが通常描画したフレームの間に新しいフレームを生成することで表示上のfpsを増加させる。しかし生成フレームと通常フレームが画面上へ均等な間隔で送られなければ、同じfpsでも動きにばらつきが生じる。今回の検証では、フレームが交互に長く・短く表示されるような挙動が確認された。
Radeon RX 9070 XTとAMD Software 26.7.1を使った検証では、ドライバー経由でFSR 3.1から新しい方式へ更新したCyberpunk 2077、God of War Ragnarök、Hogwarts Legacyだけでなく、FSR 4 Frame Generationをネイティブ実装したCrimson Desert、Resident Evil Requiem、Alan Wake 2でも不均一なフレーム表示が確認されている。ゲームによって程度には差があり、すべてのタイトルで同じ症状になるわけではない。
AMDは2026年6月にFSR Frame Generation 4.0.1を公開し、関連するSwapChainも更新しているが、Hardware Unboxedの比較ではNVIDIA DLSS Frame Generationのほうがフレーム表示の一貫性で優れていた。V-Syncを強制した場合についても、問題が完全に解消するわけではないとしている。
平均fpsだけを見ればフレーム生成の効果は大きいが、実際のゲーム体験ではfpsの数字だけでなく、フレームタイムや表示間隔も重要になる。RadeonでFSR Frame Generationを利用する場合、特に高リフレッシュレート環境では「何fps出たか」だけでなく、実際の滑らかさまで確認する必要がある。
管理人コメント
これはベンチを見る側も注意したい問題です。120fpsと表示されれば「めっちゃ滑らか」と思いますが、フレームが均等に出てこなければ体感は別物。数字だけ120fpsでは困るんですよ。FSRの画質自体はかなり進化していますが、フレーム生成は平均fpsだけで評価しないほうがよさそう。Radeonの実測でも、ここは今後しっかり見ておきたい部分です。








